2017年11月11日土曜日

大阪教区里親会 里親研修会を実施

大阪教区福祉部里親会では、教区を会場に、6月28日毎年恒例の里親研修会を実施した。この研修会は里親開拓の意味も含めて広く一般にも公開されており、教区近隣へのチラシの配布をはじめ、大阪市管内の里親サロン五力所へも案内されている。当日は天理教関係の里親さんや一時保護委託先の教会を中心に施設の里親専門相談員などを含め70名が参加した。

冒頭、教区の大硲道臣部長より開講挨拶があり、続いて天理教里親連盟の杉山豊彦委員長より「お道と社会における里親の現状と課題」について説明があり、続いて「お道ならではの養育のありかた」をテーマに、教祖のひながたから学ぶ子どもとの接し方について言及されるとともに、自身の養育体験から『人の子も我子もおなしこゝろもて おふしたてゝよこのみちの人』という初代真柱様のお歌を実践する上で自らも成長させていただいたエピソードの紹介があり、里親は一般的な善意や熱意だけでは越すに越せない養育場面に遭遇することがあるため、社会の実情をよく知り子どもの置かれている環境を的確に掴んだうえ、養育技術の向上を目指す様々な研修会への参加の必要性を強調され、連盟においてもお道ならではの養育スキルの向上に資する上で、新たな教材の開発に着手したことを報告された。

その後、教区里親会より4人がパネラーとなり、教会における生活習慣の体得や、近隣や学校活動での関わり方、子どもの内面における相談の受け止め方や、思春期における特有の問題性等についての質疑応答があった。


研修会終了後は、教区食堂において情報交換交流会が催され、各里親の自己紹介や研修内容の感想や教外者からの質問等があり、終始和やかに進行され、有意義な時間を過ごした。





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