2014年6月25日水曜日

大分教区里親会 発会式



大分教区(飯降尹一教区長)では6月3日、別府市の教務支庁で教区里親会発会式を執り行い、教内外の来賓10人を含む86人が出席しました。教区内では、県内の里親の1割以上に当たる10世帯以上の教友が、約30人の子供を養育しています。




発会式には教内から高見宇造福祉課長、杉山豊彦里親連盟委員長、県の福祉関係者らの挨拶の後、2名の体験事例発表がありました。




井手敦美さん(西大山分教会長夫人)は実子5人の子を育てたが、「他人の子を育てることが真のおたすけにつながる」との思いで里親を決意されました。




佐藤誠一さん(耶馬溪分教会所属布教所長)は周囲の人からの勧めもあり、「大きなおたすけ」になるとの思いで始めたところ、2人の里子によって家族が潤い、信者さん方との絆が生まれたと喜び一杯の体験談を話されました。 




大分教区里親会会長の阿南雄二郎さん(58歳、三重分教会会長・ファミリーホーム運営)は、養育に必要な学習、研修、研鑽を重ねて道のようぼくとしての子育ての心を磨き、養育スキルを向上させ、物言えぬ子供たちの代弁者として行政機関にも働きかけ、陽気ぐらし世界建設、明るい社会づくりの一役を担うことを願い、一人でも多くの教友の方々と活動の目指す「お道の社会的養護」の重要性を共有できることを念願する、と式典で抱負を語られました。