2017年11月11日土曜日

三重教区里親会「第4回教区里親研修会」を開催






10月30日、三重教区里親会では「第四回教区里親研修会」を三重教務支庁において開催した。講師には、天理教里親連盟・杉江健二委員をお招きし、「天理教里親子育てアプローチ(TFA)」の紹介講座を開講。

今回はTFAの中から「子どもの褒め方・認め方」についての講義をしていただいた。なぜ褒めることが大切なのか、褒めることとしかることの割合、どのように褒めるポイントを見つけるか等、自身の里親の体験談やロールプレイを交えながら、わかりやすく、楽しく教えていただき、参加者同士交流も交えながら日頃の子どもとの関わり方を見つめ直した。

最後に講師から、日頃の里親としての養育体験に加えて子育ての理論を学んでいただき、そこで得たものを、地域で子育てに悩んでいる人のおたすけ活動につなげていっていただきたいと今後の展望を述べられた。

当日は、管内の里親や里親活動に関心のある方19名の参加があった。教区里親会としては今後も研修会や交流会を開催し、養育技術の研鑽と里親の普及啓発に努めていきたい。





平成29年度 千葉教区里親研修会






10月21日土曜日、千葉教区里親会では、専門里親であり中千住分教会長である白熊繁一氏を講師にお迎えし、里親研修会を開催した。

午後1時より始まった講演では、「お道の里親として」と題し、保護司もしておられる氏の元に来た少年と里子との交流を通して、「たすけあい」をキーワードに話しが進められ、お道の里親のあるべき姿が語られた。

続いて質疑応答の時間が設けられ、参加者から活発に質問が出され、瞬く間に予定の時間を超過し、午後3時30分に閉講となった。

今回あいにくの雨空にもかかわらず、30名という多くの参加があり、そのうち里親は16名、里親以外の方が14名も参加してくださり、今後の里親活動の大きな励みになった。





大分教区里親会の活動




大分教区里親会は、平成26年6月3日、教務支庁で教区里親会発会式を執り行い、教内外の来賓十人を含む86人が出席した。教区内では、県内の里親の一割以上に当たる10世帯以上の教友が、約30人の子どもを養育している。

発会式には教内から高見宇造福祉課長(当時)、杉山豊彦里親連盟委員長、県の福祉関係者らの挨拶の後、二名の体験事例発表があった。また、大分県こども子育て支援課・中央児童相談所・大分県里親会・大分県ファミリーホーム協議会の出席をいただいた。

平成26年12月12日、第1回目の里親サロン(午前11時~13時 教区二階洋間)の参加者は、委託中の里親・登録里親などの会員で管内から大人17名、子供5名、計22名で行いました。昼食をはさみ2時間ほど、現在委託中の里子の育て方や養育の悩み等に話が弾み、新規里親の募集の仕方や、最後に来年度の行事予定を決めて散開した。

平成27年5月2日に第1回総会が持たれ、当日午後親睦サロンで親子で遊園地に行く(57名)。

平成27年6月3日、本来は市町村で行われる説明会を教務支庁で行う。午後1時から里親登録説明会に児童相談所より3名。管内参加者15名。

平成28年10月3日、午後1時より教務支庁において大分教区里親会第2回総会が開催された。

まず式典では里親会会長挨拶、教区長挨拶が続き、事業報告、会計報告、監査報告がなされ、天理教里親連盟の活動について岩城副委員長の報告。各種研修会報告を佐藤誠一委員。また大分県里親会の活動報告を松井正道委員が報告をした。

その後引き続いて、初めての里親体験発表として宇佐・高田支部の阿部みさ子さんが自己の体験談を語られ、皆に感動を与えてくれた。参加人数は26名だった。午後3時閉会。午後5時から懇親会を教務支庁で行い、日頃の里子の養育についてゆっくりとお互いの苦労苦心について懇談をした。

また、現在教区内の里親会員及び賛助会員数は17世帯で委託里子は31名。今年10月30日に第3回総会を開催する予定。





大阪教区里親会 里親研修会を実施

大阪教区福祉部里親会では、教区を会場に、6月28日毎年恒例の里親研修会を実施した。この研修会は里親開拓の意味も含めて広く一般にも公開されており、教区近隣へのチラシの配布をはじめ、大阪市管内の里親サロン五力所へも案内されている。当日は天理教関係の里親さんや一時保護委託先の教会を中心に施設の里親専門相談員などを含め70名が参加した。

冒頭、教区の大硲道臣部長より開講挨拶があり、続いて天理教里親連盟の杉山豊彦委員長より「お道と社会における里親の現状と課題」について説明があり、続いて「お道ならではの養育のありかた」をテーマに、教祖のひながたから学ぶ子どもとの接し方について言及されるとともに、自身の養育体験から『人の子も我子もおなしこゝろもて おふしたてゝよこのみちの人』という初代真柱様のお歌を実践する上で自らも成長させていただいたエピソードの紹介があり、里親は一般的な善意や熱意だけでは越すに越せない養育場面に遭遇することがあるため、社会の実情をよく知り子どもの置かれている環境を的確に掴んだうえ、養育技術の向上を目指す様々な研修会への参加の必要性を強調され、連盟においてもお道ならではの養育スキルの向上に資する上で、新たな教材の開発に着手したことを報告された。

その後、教区里親会より4人がパネラーとなり、教会における生活習慣の体得や、近隣や学校活動での関わり方、子どもの内面における相談の受け止め方や、思春期における特有の問題性等についての質疑応答があった。


研修会終了後は、教区食堂において情報交換交流会が催され、各里親の自己紹介や研修内容の感想や教外者からの質問等があり、終始和やかに進行され、有意義な時間を過ごした。





山口教区里親会 年度総会・前期研修会

山口教区里親会は、6月28日、教務支庁において立教180年度総会・前期研修会を開催し、参加者は30名だった。

  当日は午前10時より総会を開催し、前年度の活動報告では前期・後期研修共に「発達障害」をテーマに研修を行い、夏には里親子交流として下関市の火の山公園・海響館で親睦を深めあった。また今年も里親子交流会を八月二十九日に実施する等の発表があり、総会を終了した。

その後、山口県健康福祉部こども家庭課主任の行政説明を聞き、子育ての環境において望ましいのは実父母や親族の元での養育ではあるが、社会的養護が必要となった場合に基本的方向の中で家庭的養護の推進が加速している。児童福祉法の改正もあり、里親の必要性を話され、重要性を感じる話であった。


昼食後、天理教里親連盟副委員長梅原啓次先生による、日々の養育現場での使いやすさを第一に考え、天理教教義にも照らして開発を進めている里親子育て法「天理教里親子育てアプローチ」(TFA)の紹介講座を学んだ。とてもわかりやすいスキルを教えていただき、早くTFAを学びたいという声があった。