2018年7月5日木曜日

平成30年度 千葉教区里親会総会・研修会

 平成30年度の千葉教区里親会総会・研修会が6月29日11時より、千葉教務支庁集会室にて開催された。





 来賓には教区長代理として高橋道嗣主事、研修会の講演をお願いした中千住分教会長・白熊繁一先生、千葉県里親会副会長、こども家庭サポートセンターちば副理事長、里親支援専門相談員会会長をお招きし、その他に一般参加で衆議院議員・田嶋要氏、里親会員・ひのきしん者を含め約60名が参加した。





 総会は、来賓各氏による挨拶と活動紹介に続いて、教区里親会・渡辺伸一会長の挨拶があり、和やかな雰囲気の中で行われた。





 午後の研修会では、専門里親・保護司の白熊繁一先生による「社会に扉を開いて」との演題で、教えを基にお道の里親としての養育体験と保護司活動など、おたすけの信念を持っての熱情あふれるお話に、聴衆一同、胸が熱くなって涙ぐむ人もあり、感動を受けながら講話を聴かせて頂いた。

 引き続いての質疑応答では、3名の来賓と1名の里親、計4名が回答者となり、参加者より多数の質問が寄せられ、それぞれの立場から貴重な意見が述べられ、里親活動における知識と理解を深めるものとなった。

 来賓を含めた教外の参加者からは、「天理教の里親活動を聞かせてもらい、陽気ぐらしという教えに基づく養育に感心しました。とても素晴らしい総会でした」。との声が寄せられ、良いにおいがけの機会ともなった。 



2018年1月23日火曜日

奈良教区里親研修会





12月2日、奈良教区里親会では、里親研修として奈良教務支庁において「TFA紹介講座」を開催した。

当日は9時40分より受付を開始。10時より講座を開講した。
講師として天理教里親連盟委員の杉江健二委員を迎え、15名が受講した。

杉江先生は、「里親として、愛情や情熱も大切であるが、現在の里子は虐待を受けたり、発達障害があったりして、親の熱意だけでの養育は難しい。愛情や情熱があっても、知識や技術が伴わなければ料理がおいしくできないように、子育てにも技術が必要であり(+αの養育技術)、そのために里親連盟では、コミュニケーションを大切に、怒鳴ったり、殴ったりしない養育を目指し、TFA(天理教里親養育アプローチ)を開発している」と、その技術を紹介いただいた。

当日は午前中、+αの養育技術や、伝わりやすい指示など、また午後には子育てリフレーミング(子供の見方を変える)やオットセイ理論(子供の行動に、おっという声と行動描写とともに共感を伝える)、など様々なスキルを指導いただいた。

最後に杉江先生は、「TFAのスキルは、里子だけでなく一般の子育てにも使えるので、やがては地域の子育てアドバイザーとしてにおいがけにも活用できるよう皆さんと共に発展させていきましょう」と締めくくられた。

質疑応答ののち、15時に閉講となった。今回の受講者は、里親だけでなく、その家族や、子育て中のお母さんにも参加いただき、また託児も9名であった。