2016年7月16日土曜日

青森教区里親会第1回総会開催




7月4日、午後1時より青森教務支庁において青森教区里親会第1回総会が開催された。まず式典では、里親会会長挨拶、教区長挨拶が続き、事業報告、会計報告、監査報告がなされた。

続く里親研修会では、里親体験発表として蒔田登紫行さんが自己の体験談を語られた。

昨年夏から預かった高3の子どもさんのお話で、生活を続ける中で違和感を覚えたことは挨拶ができないこと。「ただいま〜」「いただきます」という基本的な言葉すらないのでイライラが募ったという。しかし、よく考えてみれば「ただいま〜」を言う相手がいない。「いただきます」を言うにも食べ物がない。それを教える親がいない。無理もないことと実感した。

就職先も決まってホッとしていたが、卒業間近になって問題を起こした。その間、周囲の方々に謝り、心を痛めたが、今は教会から仕事先へ通う日々。朝夕のおつとめはもちろんのこと月次祭も勤めてくれている。

今後も微力ながらをやの思いに応えさせていただきたい、という内容だった。

参加者は18名だった。