2015年9月23日水曜日

長野教区里親会結成式




6月30日(火)、教務支庁を会場に『長野教区里親会結成式』が執り行われました。当日は雨天にもかかわらず40名の参加をいただき、里親活動への関心の高さがうかがえました。また、来賓として天理教布教部社会福祉課の井上護夫先生、天理教里親連盟副委員長の梅原啓次先生、また長野県里親会連合会会長の中島睦雄氏、長野県中央児童相談所職員の山室京子氏のご臨席をいただきました。

式典では、辞令交付に続いて田中善一教区長の挨拶があり、来賓の方々から会活動への期待を込めての祝辞をいただきました。教区里親会会長は挨拶の中で、発会に至った経緯を述べた後、「家庭問題や犯罪、DV(家庭内暴力)、貧困など、社会問題とされることのシワ寄せがすべて子供や青少年に及び、生活の場を奪われて行き場を失った子どもたちに安心して暮らせる場を与える里親活動は、将来ある子どもたちを救う大きなおたすけ活動であり、そのための啓蒙や人材発掘、また里親同士の連携を深めるための拠点として教区里親会の果たす役割は大きく、たすけの旬と言われる教祖年祭活動のなかで、自分にもできるおたすけとして里親活動に関心を持っていただきたい」と訴えました。

続いて、森文和・信州分教会長、倉石順子・長信分教会長夫人の体験発表では、「やらせていただこう」という思いが出発点となり、難しい中にも成長してゆく里子たちと共に歩む喜びが語られ、参加者たちは「自分がもし預かったら」と想像しながら、体験談に熱心に耳を傾けていました。

式典後、梅原先生らを交えて親睦会として情報交換や質疑応答の場が持たれ、参加者からは、里親登録審査の基準や条件など、より具体的な内容にも質問が及び、とても充実した親睦会となりました。結成式終了後、「実は里親登録を考えている」という参加者が複数おられ、気運の高まりを感じることができ、大変有意義な一日となりました。お力添えいただきました皆様に改めて深謝申し上げますと共に、今後も会運営にご賛同、ご協力をいただきますようお願い申し上げます。     



小田 裕(長野教区里親会会長)





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