2018年1月23日火曜日

奈良教区里親研修会





12月2日、奈良教区里親会では、里親研修として奈良教務支庁において「TFA紹介講座」を開催した。

当日は9時40分より受付を開始。10時より講座を開講した。
講師として天理教里親連盟委員の杉江健二委員を迎え、15名が受講した。

杉江先生は、「里親として、愛情や情熱も大切であるが、現在の里子は虐待を受けたり、発達障害があったりして、親の熱意だけでの養育は難しい。愛情や情熱があっても、知識や技術が伴わなければ料理がおいしくできないように、子育てにも技術が必要であり(+αの養育技術)、そのために里親連盟では、コミュニケーションを大切に、怒鳴ったり、殴ったりしない養育を目指し、TFA(天理教里親養育アプローチ)を開発している」と、その技術を紹介いただいた。

当日は午前中、+αの養育技術や、伝わりやすい指示など、また午後には子育てリフレーミング(子供の見方を変える)やオットセイ理論(子供の行動に、おっという声と行動描写とともに共感を伝える)、など様々なスキルを指導いただいた。

最後に杉江先生は、「TFAのスキルは、里子だけでなく一般の子育てにも使えるので、やがては地域の子育てアドバイザーとしてにおいがけにも活用できるよう皆さんと共に発展させていきましょう」と締めくくられた。

質疑応答ののち、15時に閉講となった。今回の受講者は、里親だけでなく、その家族や、子育て中のお母さんにも参加いただき、また託児も9名であった。








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