宮崎教区里親会では、5月28日総会ならびに研修会を開催した。
午前10時総会開始。本山会長より教区里親会の養育現状と困難を要する子どもに対して、教祖だったらどう対応されるかを思案しながら養育につとめるならば、必ずその子にあった手だてがあると述べられた。
続いて教区布教部長岩佐主事より「対外的に天理教が誇れる活動として災害救援ひのきしん隊と里親活動があり、その一役を担っている皆様方の活動に敬意を表すると共に、こうした活動をより広く進めていただたい」との挨拶があった。
午後1時より研修会を開催。天理教里親連盟の杉江委員より、自分がどうして里親をつとめさせていただいているのか、また、その道中何度も何度も里親をやめようかどうしようかとの思案を繰り返したという、苦難・苦労のお話を聞かせていただいた。
中でも、預かっている里子から実子が暴行を受けて「お父さん里親やめよう」と泣きながら懇願してきたときには、本当に返す言葉もなく、ただただどうしようかと苦渋の選択を迫られた。しかし、幼くして長女を亡くしたことでなお一層里親をつとめることを強く決心したことを切々と実子に話されたというお話には一同が感動した。
その後、質疑応答の時間を設け、無事に閉会させていただいた。
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